ドラマや映画共にヒットした、佐藤秀峰さんの代表作の一つ「海猿」。
今も再放送を待つ視聴者が多い「海猿」ですが、一時期を境に「海猿は再放送できない理由があるのでは?」と様々な噂が浮上しているようですね。
今回は、
海猿は再放送できないの?- 海猿が再放送歴ない理由は?
- 海猿が配信されない理由はなぜ?
について調査しました。
海猿は再放送できないの?
映画化&ドラマ化された大ヒット作品・海猿。
そんな海猿、最近地上波で見ていないですよね。
どうやら海猿、再放送されていないのではなく「再放送できないのでは?」と、噂になっているみたい。
海猿当時めっちゃ人気だったのに再放送ないのってそういうことなんだ 原作者かわいそう
— とーりょー (@toryo_0101) February 2, 2024
海猿って人気やったのに再放送とかないの、そういうことやったんか
— かりぶぅ (@karibu_edu) January 30, 2024
えっ!!海猿ってもう再放送できんの!?!?そんなぁ!!!!海の底に沈む伊藤淳史と首を撃ち抜かれる仲村トオルは!!!!!!!!(海猿で死んだバチスタコンビ)
— 鞠駒@KinKi Kids Forever🕊🕊 (@Quiet_ism_) January 30, 2024
海猿も色々あったの知らなかった
— あか (@nekobaka3simai) January 30, 2024
ちっちゃい時に見てすごく良かった記憶があるから
再放送とかしないのかなぁとか呑気に思ってた
どうやら海猿には再放送できない理由があるみたいですね…。
海猿は2002年にテレビドラマ化してから映画化・連ドラ化されていますが、2012年の「BRAVE HEARTS海猿」を最後に映像化が止まっています。
- 1999年~2001年:海猿連載(完結済み)
- 2002年:ドラマ化
- 2004年:映画化(海猿 ウミザル)
- 2005年:連ドラ化(海猿エボリューション)
- 2006年:映画化(LIMIT OF LOVE 海猿)
- 2010年:映画化(THE LAST MASSAGE)
- 2012年:映画化(BRAVE HEARTS 海猿)
海猿は2010年の「LAST MASSAGE」で完結と言われていましたが、2年後に続編が出たのを最後に海猿の映像化はストップしています。
なぜ海猿は再放送できないのでしょうか?
海猿が再放送できない理由は?
海猿が再放送されない理由は、こちら!
- フジテレビとのトラブルがあったから?
- 出版社とのトラブルがあったから?
- 心が壊れたから?
- フジテレビと契約終了したから?
海猿が再放送できない(されない)理由については、佐藤秀峰さんがnoteで詳しくコメントしています。
さっそく海猿が再放送できない(されない理由)を、詳しく見ていきましょう!
理由①フジテレビとのトラブルがあったから?
海猿が放送できない理由1つ目は、
「フジテレビとのトラブル」
です。
海猿の原作者・佐藤秀峰さんは、2012年10月26日に投稿したポスト(当時のTwitter)で、
フジテレビさんと、今後は一切新規のお取引はしないことにしました
とコメントを発表しています。
「フジテレビさんは信頼に値しない企業であると判断したため、今後は一切新規のお取引はしないことにしました」と「絶縁」を宣言。
(引用:日刊スポーツ)
海猿原作者・佐藤秀峰さんと海猿を映像化したフジテレビの間には、トラブルが起こっていて、そのトラブルが原因で海猿は再放送できないことになったみたいですね。
- 試写会に呼ばれたかどうか記憶にない
- 脚本を見せられたことがない
- 映画化された「海猿」の趣旨が、原作と真逆
- アポなし取材があった
海猿原作者・佐藤秀峰さんとフジテレビの間に起こったトラブルを、詳しく見てみましょう。
トラブル①試写会
海猿の原作者・佐藤秀峰さんは、「海猿映像化」がいつのまにか決定事項になっていた為、しぶしぶハンコを押したそうですが…。
海猿映像化の際、試写会に呼ばれたかどうか記憶にない、とコメントしています。
常識的に考えて「海猿」の原作者を試写会に呼ばないのはありえない感じがしますが…。
それだけ「原作者の立場」がないがしろにされていた…ということなのかもしれません。
トラブル②脚本を見せられたことがない?
「試写会に呼ばれたかどうか記憶にない」と発言している、海猿原作者・佐藤秀峰さんですが…。
海猿映像化の際、脚本を見せられたことがない、ときっぱりコメントしています。
原作ありきの作品を映像化する場合は、必ず原作者がチェックしているものだとばかり思っていました。
トラブル③映画化された「海猿」の趣旨が、原作と真逆?
映画化された「海猿」と、原作の「海猿」は作品が伝えたかった趣旨が真逆でした。
そもそも原作の海猿の仙崎は元々潜水士ではなかったですし、スタート時点から設定も違っています。
海猿原作者は映画化された海猿をみて「クソ映画」と感じたそうですよ。
トラブル③アポなし取材があった?
試写会に呼ばれた記憶もあやふや、脚本を見せられたこともなかった…とコメントしている、海猿原作者・佐藤秀峰さん。
そんな原作者を蚊帳の外に置いていたにもかかわらず、アポなし取材などがあったそうです。
アポなし取材は海猿原作者・佐藤秀峰さんが「とても嫌」だったそうで、フジテレビとのトラブルの大きな要因のひとつとなっているようですね。
アポなし取材の内容は?
フジテレビは海猿原作者・佐藤秀峰さんに、
著作権問題についての意見や見解
が取材したかったそう。
フジテレビは佐藤秀峰さんの作品がネット上で公開されることを聞き、取材したかった…とのことですよ。
アポなし取材をしたのはなぜ?
フジテレビがアポなし取材で突撃したのは、
海猿原作者・佐藤秀峰さんと連絡が取れなかった為
とフジテレビ側は釈明しています。
海猿原作者・佐藤秀峰さんと連絡が取れなかったフジテレビスタッフが、佐藤秀峰さんの事務所で待機していた…という状況だったようですね。
アポなし取材は解決した?
アポなし取材トラブルが発生したフジテレビと佐藤秀峰さんでしたが、その後、
フジテレビtのチーフプロデューサーが謝罪し、アポなし取材は二度とおこなわないと約束
し解決したかに見えましたが…。
その後もフジテレビの関係者がなんども海猿原作者・佐藤秀峰さんにアポなし取材を繰り返したため、トラブルが深刻化してしまったようです。
トラブル④関連書籍
フジテレビは海猿についての関連書籍をいくつか出版していますが、
海猿の関連書籍が、海猿原作者・佐藤秀峰さんとの契約書なしで出版されていた
こともトラブルの一因となっているようです。
海猿の関連書籍トラブルが判明したのが「アポなし取材」トラブル中だったことから、海猿原作者・佐藤秀峰さんの怒りがさらにヒートアップ。
アポなし取材や関連書籍出版がきっかけとなり、佐藤秀峰さんとフジテレビは一時期「絶縁状態」になっていたようですね。
その後和解
アポなし取材&関連書籍が契約なしで出版されたことなどからトラブルに発展してしまいましたが、フジテレビはアポなし取材&関連書籍販売を認め、謝罪。
その後2015年5月2日に、海猿原作者・佐藤秀峰さんとフジテレビは和解
に至っています。
「海猿」原作者・佐藤秀峰さん、フジテレビと和解
(引用:ITMEDIA)
フジテレビと佐藤秀峰さんは和解が成立したと報じられましたが、
その後も海猿の続編は制作されていません。
和解したといえ、これだけのトラブルがあったことから、佐藤秀峰さんが海猿続編制作に前向きになれなくても、仕方ないことなのでは?という意見も多いみたいですよ。
理由②出版社とのトラブルがあったから?
海猿が放送できない理由2つ目は、
「出版会社とのトラブル」
です。
海猿映像化にあたり海猿原作者・佐藤秀峰さんと出版会社の間には、
- 映像化が決定した時には、すでに口が挟める状態ではなかった
- 著作権管理委託契約が守られなかった
- 佐藤秀峰さん以外の、「海猿原作者」が何人か現れた
というトラブルがあったようですね…。
出版会社と海猿原作者・佐藤秀峰さんとのトラブル内容を詳しく見ていきましょう。
トラブル①口が挟める状態ではなかった
「海猿」に映像化の話が来た当初は「映画は水物だから企画段階では真剣に考えなくてよい」と言われていた、佐藤秀峰さん。
しかし海猿の映画化が決定した時点では、すでに原作者が口を挟める状況ではなかったそう。
海猿原作者・佐藤秀峰さんは「(海猿の映像化は)嫌だった」けれど、しぶしぶハンコを押さざるを得なかった…とコメントしています。
決定段階ですでに企画が動き始めていたとしたら、海猿原作者・佐藤秀峰さんは、なかなか「NO」とは言えない空気だったのかもしれませんね。
トラブル②著作権管理委託契約が守られなかった
映像化することになった海猿ですが、元々原作者と出版社の間には、著作権管理委託契約が結ばれているんだそう。
著作権管理委託契約は、原作者に対し出版社が都度都度許可を得る…という契約内容だったようですが、
海猿原作者・佐藤秀峰さんと出版社に間では、守られていなかった
と、佐藤秀峰さんはコメントしています。
契約書には都度都度、漫画家に報告し許諾を取ることが書かれていました。
(引用:NOTE)
が、それは守られませんでした。
原作者が映像化したテレビ局に注文をつけたとしても、仲介している出版社が話を通しているかはまた別問題…ともコメントされています。
出版社は原作者を守ってくれる立場なのかと思っていたので、ちょっと衝撃的な内容ですよね。
トラブル③「海猿原作者」が現れた
海猿が映像化された後、佐藤秀峰さん以外の海猿原作者があらわたこともあったそう。
佐藤秀峰さん以外の原作者とは??と不思議に思いますが、要するに佐藤秀峰さん以外の人物が海猿の映画脚本を担当する!!と主張したということなのかもしれませんね。
佐藤秀峰さん以外の海猿原作者は、元も元漫画の関係者だった為、余計ややこしくなってしまったんだとか。
漫画家が0から海猿の世界観を作り上げるのはとても大変なことだと推測します。
それなのに横から入ってきた人物に「原作者」を名乗られたら、たまったものではありませんね。
理由③心が壊れたから?
海猿が放送できない理由3つ目は、
「心が壊れた」
です。
フジテレビとのトラブル以外にも出版社とのトラブルもあった、海猿原作者・佐藤秀峰さん。
アポなし取材、関連書籍無断出版、第2の原作者などが現れ、出版社から守ってもらえず、海猿原作者・佐藤秀峰さんは「もう無理だな」とかんじたそう。
「もう無理だな」という言葉が頭に浮かびました。
(引用:NOTE)
佐藤秀峰さんは人気漫画家ですので、トラブルばかりにかまっていられず他の作品の連載も進めなければなりません。
そんな多忙な毎日のなかでのテレビ局や出版社とのとトラブルに疲弊した佐藤秀峰さんが、「海猿の再放送は許可できない」と考えても不思議なことではないのかもしれませんね。
理由④フジテレビと契約終了したから?
海猿が放送できない理由4つ目は、
「フジテレビとの契約終了」
です。
テレビ局(フジテレビ)とのトラブルや、出版社とのトラブルも重なり、和解はしたものの、その後海猿の契約は2017年10月に終了しています。
その為、フジテレビは海猿を再放送できなくなり、続編もない…ということのよう。
映像化された海猿はファンも多く、続編を希望する視聴者の声も後をたちませんが…、今後も海猿の再放送は出来ない状況が続くかもしれませんね。
海猿が配信されない理由はなぜ?
海猿はテレビ化・映画化・再放送がされていないだけではなく、2024年1月現在配信しているVODもありません。
海猿は2017年11月以降、全てのVODで配信が停止
されています。
2024年1月現在海猿のドラマ&映画作品を配信する予定はなく、今後も配信されるめどはたっていません。
海猿原作者・佐藤秀峰さんは映画化ドラマ化するにあたり、様々なトラブルがあったため、海猿の映像関係と関わりたくない、という気持ちが強いのでは?と推測されているようですよ。
今回は海猿が再放送できない理由についてお届けしました。
海猿は原作者・佐藤秀峰さんとフジテレビ&出版社とのトラブルが関係して、再放送できないことが判明しました。
総家がテレビ局と原作者のトラブル、他にも色々ありましたよね…。